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2011年8月25日木曜日

Bonneville National Speed Trial

世界一ってどんな感じなかぁ。

誰かに「スゴいね」なんて言われるとうれしいけど、その「スゴい」の裏づけってなんだろ?

カッコいいっていうのは、見る人、聴く人の勝手な解釈。

うれしい、悲しいは、自分の勝手な解釈。

そんな勝手な解釈無しに、

問答無用(いい言葉だね、カッコいい)で「Best」を追い求めるならば・・・

世界一、ってのも、なんかカッコいいよね。

だから、「世界一」狙ってみます。

「世界一」になるんじゃなくて、「狙う」だから。

無理って思うと、ちょっと悲しい。

無理って思う人、多すぎ。

でも、ボクシングジムの近くなんかでランニングしてる人、結構「世界一」狙ってるよ。

アメリカの、どっかの田舎のオジちゃんだって、世界一のカボチャ、作ろうとしてたり・・・

「狙う」のがいいのでは? と、最近常々、思ってます。

考えると、とっても楽しい。

お酒が進む。



挑戦者には夢の先っちょしか見えないもんね。

だから、やってみる。

お金が掛かるとか、大変だよとか、そんなの解ってます。

自分の出来る範囲、自分の出来る全てのこと、で狙うから、いいんじゃないかなぁ。



自分の持ってる Harley で狙おう。

目の前にいい「素材」があるじゃない?



やるか、コレで。

何処までイケルか・・・

自分の持ってる、Knowledge と Experience を生かして。



World of Speed
Short Course
Special Course

Production
Production Pushrod
Pushrod: Gasoline

このクラスでやってみるつもり。

いつになるかなぁ・・・世界一・・・






2011年8月2日火曜日

Got Wing At The Age of Sweet 16

ちょうど今ぐらいの時期、 Motor Cycle のライセンスを取った。

もう 24Years も前になっちゃうな。

さっき、「ひぐらし」が鳴いてて、思い出した。

最初に手に入れた Motor Cycle は貰った 50cc・・・たしか Honda だったなぁ。

ナンバーを貰いに役所へ・・・そして、保険というものを知らずに、そのまま取り付けて Wandering 。

お金は無いけど、時間はあった。

1000円のガソリン代くらい、なんとかなった。

翼の生えた瞬間だったなぁ。

Route 122 をひらすら北上した。とにかく今まで走ったことの無い道、

自分の運転でどこまで行けるか?・・・なんてつまんないことは考えないで、

そう、「どこまで」なんて決めない。

決めたら、そこで終わるだろ?



ひたすら、走った。

途中細い道を曲がって、川沿いの緩やかなカーブを「ビィーン」と。

気づいたら、日光あたり・・・

真っ暗ジャン。

傾ききった太陽に山影がクッキリ見える。

きっと鬼怒川だったんだろうな、あの川。

もう一度行きたかったけど、はてさて、どこを曲がったのか・・・。

バイクを止めて、一服。吸えないタバコをプカリと。

Pokka の自販機で「ショート缶」を買った。

そういえば、ここまで4時間、ノンストップだった。

オンボロバイクを眺めながら、心の中でニヤリとなった。

バイクのエンジン音、排気音、風切り音以外は何も聞こえなかった道中。

バイクを止めて、静まり返った土手に響いていたのは「カナカナカナ・・・」

初めて耳にしたのが「ひぐらし」の鳴き声だった。



今年も翼を手に入れる若者がきっといるだろう。

きっと Mobile で地図を見て、GPS で自分の居場所を確認して・・・

「オレオレ、今さぁ、日光に来てんのよ」とか、「日光なう」みたいな・・・(笑)

自分がどこにいるなんて、考えることないよ。

何処にいるか、わからない方が、ロマンがある。

時計は無くても、月の位置で何時かわかるだろ?

当時手に入れたバイクは無いけど、「翼」はまだまだ健在。

また、ちょっくら「飛んで」きますか。

道と空はどこまでも続いてるんだから・・・。