CMでECOの事、言ってました。
「レンタカーはEcoですね! 使いたいときだけ使うのがEco!」
はぁ? そうなんですか・・・。
そんなのがEcoなんですねぇ・・・。
ほとんど毎日のように動かしている汎用旋盤なんだけど、
昭和36年くらいに造られたものなんだ。
全くと言っていいほど、壊れない。
すごいよなぁ。
高度成長期っていう今の世の中とはまったく逆のような世界があったらしい・・・。
ガンバレ、ガンバレ、とにかくガンバレ。
そういう時代を支えてきた、機械ってのがまた良く出来てる。
まず、致命的な壊れ方をしない。
ここが重要、と僕は思う。
調子が悪くなったとか、電源が入りませんとか、ずーっと同じように使い続けられないとか・・・。
当たり前でしょ、そんなことは。
機械なんだから。
手を入れて(ようするに、手入れするってこと)、調子を見ながら動かして、仕事する。
基本なんだよね、それが。
充電はいらないよ、Mobileじゃないから。
勝手に計算もしてくれないよ、CPU無いから。
動かす、扱う人によって、途方も無い可能性が広がるのが機械ってもんだよ。
創造力と想像力。
はやくその領域に行きたいですね。
回れ~、回れ~、旋盤回れ~!
細かい、チマチマしたことが多すぎ・・・今の世の中。
ガンバって、ガンバって、とにかくガンバって・・・・。
働きすぎで死んじゃったら何もなんないじゃん。
でもさ、それでいいんだよね、ガンバらない人よりは、ずっとイイ!
高度成長期にガンバっていた、今は無き、僕のオジサン(僕にとってのスーパースター)が言ってました。
「アタマで考えれば、大抵のモノは造れる。お前が造れないのは、想像力が無いから。どんな物造りでも、アイデアが全て」
「買ってくるのはバカでも出来るだろ? とりあえず似たようなものを自分で作るんだよ。今の時代は買ってきたほうが安く上がるけど、とりあえず造ることで、カネじゃ買えない経験が手に入るんだぞ」
言ってたことをいつも思い出しながら、形見の旋盤やフライス盤の前で考え込んでます。
そういえば、オジサン、よくスクラップ屋の引き上げてきた「何か」をもらって直していたなぁ・・・。
壊れたストーブとか、ラジオとか、扇風機とかさ・・・。
そういえば、オジサン、物を捨てない人でした。
捨てずに、直せば使える、今のCM的なECOよりも、ずっとECOな気がします。
捨てずに、直せるモノ造り、これがECOなのかもしれないですね。
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