蒸し暑い。
たしかに梅雨ではあるけども、じっとしてやる修理には向かないかも、このジメジメ感。
僕のトコに、もう何年も通っているハビチューの Mr.Oikawa Masaru は、
初期の EVO に乗っている。
いつも H-D をキレイに乗っている。
最近リアバンクから、2Stroke みたいに白煙が出てるらしい。
とりあえず、バラしてみた。
カーボンは多いけど、原因はきっとバルブステムシールだな。
EXバルブを外してみっか。
キター! イイ感じに溜まってますねぇ、カーボン。
でも、 H-D だと、結構こんな感じの・・・多いけどね。
バルブステムシールが完全にダメだ。
原因は・・・EXバルブの首振りです。
バルブガイドがダメになってるよ。
以前 O/H したときに、まだクリアランスが OK だったから、
そのまま使用した部分が今回ダメになった。
まぁ、20Years ほど動いているエンジンなんで、
しょうがないっちゃぁ、しょうがない部分・・・。
幸い、シリンダーには致命的な部分は無いので、今回はスルーします。
よくさぁ、「全部直しちゃえばいいじゃん、新品にしちゃえよ」って言いますけど、
全部替えちゃったら、すんごい金額いくわけですよ。
長く考えたら、全部新品を組むのもいいのかもしんないですけど、
できれば「Repair」は、毎年かかるランニングコストとして、
考えてもらったほうがいいと思います。
新品組んで、5年エンジンを開けないなんて・・・
たまに「Repair」があるから、エンジンを開けてあげるわけで、
そういう時に、違う重要な故障が見つかったりするわけです。
自分の H-D でも、故障して無くても3年に一度くらいエンジン見ますよ。
経年劣化みたいなのもあるしね。
定期健診みたいなもんですよ。
今回は Trans の交換もやります。
Trans はすでに 30Years も使われているので、随分お疲れのようです。
Mr.Oikawa Masaru の乗り方にあわせて、クロスレシオの Trans を選択。
これでハイパワーを十分に味わえるはずです。
まだ時間がかかりそうな Mr.Oikawa Masaru の Repair ですが、
なんとか梅雨明けには間に合わせるつもり。
ここ2日ばかりスローペースで仕事してたんで、
アメリカから Parts が届き次第、僕も Top Gear に入れないと・・・
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