先日 Isikawa までお客さんの H-D を引き取りに行った。
Owner は若干 20Years の若者だ。
初めて H-D を手に入れたのが・・・17Yaers だったのを思い出した。
まだバイクが最高にカッコいい乗りものだった時代・・・'80S。
みんなが Rece なんかに「燃えていた」時代だったので、とにかく「熱かった」な。
バイクが大好きで、とにかくバイクに乗って走り回った・・・昼夜問わずに、ね。
そんな時に見かけて、面白そうだと思ったのが H-D だった。
今の時代の様に、そこかしこで走っている乗りものではなかったので、
街中ですれ違うことも少ない少数派だった。
今は違うよね。
どこでも出会えるバイクになった。
乗っている Owner 達の考えはわかんないけど、
意外に気軽に乗れるようになったのかな。
仲間も意外に簡単に作れるようだ。
Social Networking Service などで仲間を集うと集まるらしい。
なにかなぁ、なんて書けばいいんだろう・・・
うまく例えられないんだけど、「人間臭さ」が少ないなぁ、なんて、ふと思った。
H-D はともかく、Chopper はとにかく人間の作り出すモノなので、
Chopper は「人間臭く」あるべきモノと思っている。
作った人間の顔が浮かび、乗っている人間のイメージがわかるもの。
それが Chopper と、自分では思っている。
工業製品である H-D にヒューマニズムを植えつける作業が Chop なのでは?
だから 17Years の時に、動かない、サビついた H-D に惹かれ、
現在は、それを Chop しているのでは?
当時、自分は少数派であったが、今は若年で H-D を乗る人は少なくない。
みんなが乗っているからか? 誰も乗って無かったら、乗らないか?
カッコいいからか? どこがイイんだ? Chop しない H-D に価値があるのか?
考えすぎる、いつも。
・・・・・どうでもいいだろ? そんなこと・・・。
凄く生き様がカッコいい仲間がいた。
Mr.Kondo。
こんな言葉を言われたことがある。
人、それぞれなんだって、武藤よぅ・・・。
死んだ Good Fellow のコンドーちゃんならそう言うだろうな・・・
そんで、きっと「お前は、Hard に生きろよ」と、
コンドーちゃんの口癖が出てくると、思う。
コンドーちゃんは '60s を、あの激しい時代を生きてきたから、カッコ良かった。
ビンボーだったけど、必死で働いて、Chopper を手に入れて、乗っていた。
今の若い世代の人達がコンドーちゃんを見たら、ヒク、だろうな・・・。
変なオヤジ。その一言で終わっちゃいそう。
でもさ、俺にはカッコよかったのよ、マジで。
よく部屋の壁を殴って文句言ってた。
文句はいつも社会に、だった。
暴走族時代に大怪我した。
足が不自由だったなぁ。
「ちくしょう、足が悪くなきゃ、キックが蹴れるのになぁ・・・」
いつも言っていた。
俺よりも15、年上だった。
でもさ、俺の時代はこうだった、なんてこと、言わなかったなぁ・・・。
当時だけど、
今が、俺らといる「今」が一番いいってさ。
俺は「先生」って呼ばれてた。
自分より、H-Dに詳しくて、直せるから、そう呼ぶんだってさ。
「先生よぅ・・・」懐かしいなぁ。
人、それぞれなんだって、武藤よぅ・・・。
カッコつけで言ってなかったから、ホンキで言ってたから、カッコ良かった。
だから、Why H-D ? なんてつまらない事、聞く気はない。
どうでもいい。
だから、言葉には出さず、 It thought・・・でいいのだ。
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