2009年5月11日月曜日
思い出のC65
まだクルマが一家に一台・・・なんて時代じゃなかった頃は、
「カブ」、「ベンリィ」なんていうのが家族の移動手段だった、
「バイク」じゃなくて「オートバイ」という呼び方だった頃の
とても美しい造形の「カブ C65」です。
OHV初期型、今のカブと殆どエンジンは同じです。
もう少しで半世紀前の「オートバイ」ですが、まだ現役で走っています。
「二人乗り」できる「オートバイ」として愛用してきましたが、
縦型キャブレターの調子がイマイチなのと、エンジンを掛けるときにクラッチが滑るので、
多少コツがいるのですが・・・そこがまたイイのでは? と思って乗っています。
ハイパワーエンジンの乗せ換えも、何度と無く考えましたが、
やはりC65はこのエンジンで、寿命をまっとうさせたいなぁ・・・になってしまい、
今日まで殆どノーマルでうちの店にあるんです。
街乗りで不便もなく、スピードもそこそこ、二人乗りでちょっとお出かけ・・・使えるよな、コイツ。
普段乗っているFLの何分の一の排気量でも、
「オートバイ」に乗り始めたときの感動や、風を切って街中を走り抜ける気持ちよさは、
言わずもがな、まったく引けを取るものでな無く、
気負いが無い分、純粋に気持ちよさを体感できる・・・と思うのです。
自分よりも前に生まれたバイク、いや「オートバイ」ですから、
機嫌の悪いキャブレターと、滑るクラッチをいたわりながら・・・
これからも乗り続けていこうと思います。
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