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2011年6月21日火曜日

Cylinder Head Repair for EVO

蒸し暑い。

たしかに梅雨ではあるけども、じっとしてやる修理には向かないかも、このジメジメ感。

僕のトコに、もう何年も通っているハビチューの Mr.Oikawa Masaru は、

初期の EVO に乗っている。

いつも H-D をキレイに乗っている。

最近リアバンクから、2Stroke みたいに白煙が出てるらしい。

とりあえず、バラしてみた。


カーボンは多いけど、原因はきっとバルブステムシールだな。

EXバルブを外してみっか。



キター! イイ感じに溜まってますねぇ、カーボン。

でも、 H-D だと、結構こんな感じの・・・多いけどね。

バルブステムシールが完全にダメだ。

原因は・・・EXバルブの首振りです。

バルブガイドがダメになってるよ。

以前 O/H したときに、まだクリアランスが OK だったから、

そのまま使用した部分が今回ダメになった。

まぁ、20Years ほど動いているエンジンなんで、

しょうがないっちゃぁ、しょうがない部分・・・。



幸い、シリンダーには致命的な部分は無いので、今回はスルーします。

よくさぁ、「全部直しちゃえばいいじゃん、新品にしちゃえよ」って言いますけど、

全部替えちゃったら、すんごい金額いくわけですよ。

長く考えたら、全部新品を組むのもいいのかもしんないですけど、

できれば「Repair」は、毎年かかるランニングコストとして、

考えてもらったほうがいいと思います。

新品組んで、5年エンジンを開けないなんて・・・

たまに「Repair」があるから、エンジンを開けてあげるわけで、

そういう時に、違う重要な故障が見つかったりするわけです。

自分の H-D でも、故障して無くても3年に一度くらいエンジン見ますよ。

経年劣化みたいなのもあるしね。

定期健診みたいなもんですよ。



今回は Trans の交換もやります。

Trans はすでに 30Years も使われているので、随分お疲れのようです。



 Mr.Oikawa Masaru の乗り方にあわせて、クロスレシオの Trans を選択。

これでハイパワーを十分に味わえるはずです。



まだ時間がかかりそうな Mr.Oikawa Masaru の Repair ですが、

なんとか梅雨明けには間に合わせるつもり。



ここ2日ばかりスローペースで仕事してたんで、

アメリカから Parts が届き次第、僕も Top Gear に入れないと・・・

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