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2011年12月3日土曜日

Deep e'motion

ここ数ヶ月、仕事が忙しかった。

ある H-D を作る Project が決まったからだ。

自分では、自発的にでは作らなかったであろう 「Cafe Racer」 というカタチ。

たまたまSocial Networking Service で知り合った、

「トモダチ」と、酒を呑みながら話をしているとき、ピンと、きた。

カレは、ちょっと「Speed」に対する概念が鋭い。



最近、自分の作る Chopper に足りないものは何か?  考えていた。

答えは 「Speed」 だった。

Chopper に 「Speed」 は必要? はい、必要です。 もち、速い方が KooL 。

ただ、ちょっとした限界があった。 

僕の作る H-D では、どうしても Domestic Production MC をコーナーで抜くことが難しい。

でも、H-D を Build するのが、仕事。

そこで、「トモダチ」に相談してみた。

そして、作ることになったのが 「Deep e'motion」という名の Cafe Racer 。

出来上がるまで、いろいろありました。

ただ、目標が同じ・・・

いや、同じではなくとも、近い所にあるからこそ、気持ちを継続させることができた。

大体は、目標があまりにも違うと、Project は Breakdown してしまう。

しかし、なんとか 「Deep e'motion」という名の Cafe Racer は Completion した。



明日の「Yokohama Hot Rod Custom Show」に出展する。




明日の Award の結果は・・・特にいいです。

もちろん、認められるのであれば、うれしいですが・・・

きっと、そこじゃないんです。

この  「Deep e'motion」 を作ることに、考えに協力してくれた皆様に感謝します。


特に 「E/J & Masato」 には。


明日 Pacifico Yokohama で見る 「Deep e'motion」 は、

きっと僕に Deep Emotion を与えてくれるだろう。

2011年11月28日月曜日

2KooL Bluez

今から、もう、何年前になるかなぁ・・・

ちょうど 22歳くらいのときかなぁ、このバイクをイジッてたのは。

僕がまだ雑誌業界で、カスタムやチョッパーの本を作ってた頃、

まだ Custom SHOW なんてのは、ほとんど無くて、

創ったものを人に見せる機会も、日本じゃ少なかった。

だから、この Harley は「東京モーターサイクルショー」に出したんだっけ。

ここ10年・・・最近は人に見せる「場」がいろいろあるよね。

約20年、この Harley は「2KooL]の店の片隅に埋もれてた。



今年は2年ぶりに 「YOKOHAMA Hot Rod Custom SHOW」に何台か出展する。

その一台の作業やらを、トモダチに手伝ってもらっていた。

そのトモダチが「これ、今出してみたら?」って言ってくれた。

今の主流のカスタムではないけれど、僕には色褪せない「原点」的なものが詰まっている。

何一つ、変えずに、当時のまま出展してみようと思う。

自分だけの力では、どうしても創れなかった頃に、

色々な人達の協力の下に出来上がった僕の Harley「2KooL Bluez」

色んな思い出が頭をよぎる。

悪い思い出は、この Harley を見ている時には思い出さない。

すべてが輝いて・・・


昔みたいに、徹夜続きは厳しくなった。

道具も持つ手も、長時間は辛い。

冷え込む工場も、また深々と腰に響く。



でも、まだ自分の力だけで、この Harley のように、すべてを一人では創れていない。

仲間とか、信頼できる協力者の下で、一緒にやっていくのもまた、いいのでは?

そう思うときも、ある。




頑張れば、いいことあるよ。

一人で頑張れないときも、手伝ってもらうと、また、頑張れる。




12月4日まで、あと3日。  3日でケリがつく。

スロースターターの武藤が、やっと動きますよ。

そろそろ本腰入れて、やりますか !!!

2011年10月25日火曜日

Cafe is made ・・・Cafe?

Cafe Racer を製作することになった。

Base は 1998 XL1200S 。

以前、シリンダーヘッドがブローして・・・

ちょびっとだけ、チューンしたら・・・目覚めたみたい、お客さん。



イロイロと模索中。

きっと、皆さんの考えている Cafe Racer にはならないかも・・・。

Cafe Racer の語源っていうのはさぁ、もともとカフェに・・・な~んて書く気はないですけど・・・(笑)

バイクの乗っていたら、必然的に(コアなヒト達ですが・・・)スピードとパワーを求めてしまう。

陸上とか、スポーツと同じ感覚だと思う。


もっと高く、もっと遠く、もっと速く、強く・・・モータースポーツと言われる由縁でしょうか・・・



僕の「とにかく世界一」計画にも参考になるお仕事なので、がんばります。


12月のHRCSには間に合うかなぁ、かなぁ?

2011年10月23日日曜日

Repair of a motor

最近、H-D の Motor Repair の依頼が増えてて・・・忙しい。

Motor ってさ、中身が見えないから、意外に弱ってたりする。

調子がいいってことで、古い Motor や、距離走っちゃってる Motor を、

一気に「トドメ」刺しちゃってさ、えらい Repair 代がかかちゃったり・・・。

自分の H-D は、古いけどそんなに壊れないのに・・・乗り方か? それとも、Maintenance か?

まあ、Repair すればいいんだけどね。

前兆も無かったっていうけど、それは無い。

気づかないだけなんだよなぁ、きっと。



ちょっとだけ、気にかけてたりすると、意外に壊れる前に気づくと思うけど・・・無理か。


「このバイク、壊れるまで乗りますよ!!!」 なんて言ってる人が、よく壊す・・・。


これからは「このバイク、壊さないで乗りますよ!!!」ってのがいいなぁ・・・。


まあ、仕事はくるんだから、どうでもいいか。


僕は「このバイクも、壊さないで乗りますよ」って感じです。

2011年8月25日木曜日

Bonneville National Speed Trial

世界一ってどんな感じなかぁ。

誰かに「スゴいね」なんて言われるとうれしいけど、その「スゴい」の裏づけってなんだろ?

カッコいいっていうのは、見る人、聴く人の勝手な解釈。

うれしい、悲しいは、自分の勝手な解釈。

そんな勝手な解釈無しに、

問答無用(いい言葉だね、カッコいい)で「Best」を追い求めるならば・・・

世界一、ってのも、なんかカッコいいよね。

だから、「世界一」狙ってみます。

「世界一」になるんじゃなくて、「狙う」だから。

無理って思うと、ちょっと悲しい。

無理って思う人、多すぎ。

でも、ボクシングジムの近くなんかでランニングしてる人、結構「世界一」狙ってるよ。

アメリカの、どっかの田舎のオジちゃんだって、世界一のカボチャ、作ろうとしてたり・・・

「狙う」のがいいのでは? と、最近常々、思ってます。

考えると、とっても楽しい。

お酒が進む。



挑戦者には夢の先っちょしか見えないもんね。

だから、やってみる。

お金が掛かるとか、大変だよとか、そんなの解ってます。

自分の出来る範囲、自分の出来る全てのこと、で狙うから、いいんじゃないかなぁ。



自分の持ってる Harley で狙おう。

目の前にいい「素材」があるじゃない?



やるか、コレで。

何処までイケルか・・・

自分の持ってる、Knowledge と Experience を生かして。



World of Speed
Short Course
Special Course

Production
Production Pushrod
Pushrod: Gasoline

このクラスでやってみるつもり。

いつになるかなぁ・・・世界一・・・






2011年8月2日火曜日

Got Wing At The Age of Sweet 16

ちょうど今ぐらいの時期、 Motor Cycle のライセンスを取った。

もう 24Years も前になっちゃうな。

さっき、「ひぐらし」が鳴いてて、思い出した。

最初に手に入れた Motor Cycle は貰った 50cc・・・たしか Honda だったなぁ。

ナンバーを貰いに役所へ・・・そして、保険というものを知らずに、そのまま取り付けて Wandering 。

お金は無いけど、時間はあった。

1000円のガソリン代くらい、なんとかなった。

翼の生えた瞬間だったなぁ。

Route 122 をひらすら北上した。とにかく今まで走ったことの無い道、

自分の運転でどこまで行けるか?・・・なんてつまんないことは考えないで、

そう、「どこまで」なんて決めない。

決めたら、そこで終わるだろ?



ひたすら、走った。

途中細い道を曲がって、川沿いの緩やかなカーブを「ビィーン」と。

気づいたら、日光あたり・・・

真っ暗ジャン。

傾ききった太陽に山影がクッキリ見える。

きっと鬼怒川だったんだろうな、あの川。

もう一度行きたかったけど、はてさて、どこを曲がったのか・・・。

バイクを止めて、一服。吸えないタバコをプカリと。

Pokka の自販機で「ショート缶」を買った。

そういえば、ここまで4時間、ノンストップだった。

オンボロバイクを眺めながら、心の中でニヤリとなった。

バイクのエンジン音、排気音、風切り音以外は何も聞こえなかった道中。

バイクを止めて、静まり返った土手に響いていたのは「カナカナカナ・・・」

初めて耳にしたのが「ひぐらし」の鳴き声だった。



今年も翼を手に入れる若者がきっといるだろう。

きっと Mobile で地図を見て、GPS で自分の居場所を確認して・・・

「オレオレ、今さぁ、日光に来てんのよ」とか、「日光なう」みたいな・・・(笑)

自分がどこにいるなんて、考えることないよ。

何処にいるか、わからない方が、ロマンがある。

時計は無くても、月の位置で何時かわかるだろ?

当時手に入れたバイクは無いけど、「翼」はまだまだ健在。

また、ちょっくら「飛んで」きますか。

道と空はどこまでも続いてるんだから・・・。

2011年7月28日木曜日

No Difference Between

バイク好きなんです。

そういう人、多いです。

Chopper 好きなんです。

そういう人も多いです。

僕も好きです。

でも、

自分の中には、やはり「違い」が生まれてくるもの。

こんなのが好き、みたいな・・・


そこを共感できる人間同士が集まるべくして、

集まったというのが 「Team」 や 「Club」 なのかなぁ、と。



同じバイクじゃん・・・違う?



Chopper と普通のハーレーじゃ、まったく別次元の乗り物。

ハーレーとか、バイクとか、同じカテゴリーに入れてしまうのは・・・No?

走りやすさを求めていくハーレーもいたり、

オリジナリティを求めてるように奇抜にする Chopper もいたり・・・

僕はどちらも所有しているけど、きっと歳のせいだと。

Chopper で一日 600mile 走ることが困難になってきた。

だから長距離では FLH に乗ることが多い。

しかし、

Chopper に乗ることで、見えてくること、感じること・・・

意外多い。

だから、これから、

しばらくは、Chopper に乗ることにした。

何か、いいモン、見えてきそうでさ。

Forgetting

日々過ごしていると、

色んな事柄がある。

異常なほどの情報が、記憶されるけど、

必要なものって、そんなにないと思う。

ツイート・・・・なんの意味の無いことかと・・・

大して影響力にない人間が、呟いてどうすんの?

何にも残んないこと、呟いてどうすんのかなぁ、かなぁ?

Good・・・イイネ・・・って意味があんのかなぁ、かなぁ?

本気で書いてる?

文章は、本気で書いて、気迫がある、そういうのに引かれるなぁ。

軽すぎます、文字が・・・

自分の事書くなら、ちゃんと責任持つことが、

言ってることと、やってることが、

釣り合わないと・・・嘘書いてることに、なる。…かなぁ、かなぁ?

情報が多すぎて、とりあえず皆さん流してませんか?

ボクは、どうしても、考えてしまうから、流せない、かなぁ、かなぁ?

生き物として、コミュニケーション取れてるのかなぁ?

流しちゃダメだと・・・思います。

どうしよう・・・流せない時は・・・Forgetting、しちゃうかなぁ・・・

一度、自分を通して、それからForgettingするなぁ。

そうしないと、アタマがパンクしちゃいそうで・・・

皆さんのツイートは・・・一度自分を通して「忘却」する。

じゃないと、真剣に考えると、バカみたい・・・

だって「・・・なう」が全てになってるバカが多いから・・・。

ちゃんと、自分の使命、運命があるんだから、今の自分じゃなく、明日の自分見ないと・・・

若い時は、夢が多かったなぁ。

今の若い人、今の自分ばかりで可愛そう。

将来の自分は、もっと違う自分と思ってないと、

結局、「大した事」も成しえず、時間だけが過ぎる。






ボクは、こういう人生。

きっと、ずうっと楽しいまんま・・・。

だってさ、そろそろ自分の先のことなんて、見えてくる歳だもん。

一生このまま・・・

変わることのない、絶対がココにあると・・・

成長できず、ずうっと、サナギのまま・・・

サナギは何にバケるかわかんないから・・・Possibility があっていいよね。


Forgetting が無いと Possibility が無くなりそう。



自分を持ちつつ、 Possibility にかけて生きようか・・・

情報は、

情報に、常に自分が中心にいないと、意外とつまらないもんですよ・・・

だから「ツイート」?

違うんだよ、ホントの情報ってのはさ・・・

2011年7月14日木曜日

Lonesome ?

昨夜は先輩のところに行っていて、帰りが遅くなったんで高速に乗って帰ってきた。

節電ということで、街灯が消されちゃって高速も真っ暗。

一人、Radio だけ小さな音で鳴っているクルマで帰ってくる最中、

ボーっとこんなことを考えながら帰ってきた。








バイクは孤独な乗り物だと確信しているのか ?


普通に走っていれば、自分の半径 70inch には誰も入ってこない。


クルマと違うのは、ソコだ。


クルマのように、一緒に、同じ空間の中で移動しているのではなく、


あきらかに、他人とは違う、自分と自分のバイクだけの空間で移動しているから。




ツーリングも、多人数で移動はしているが、自分の空間で動いている。


誰かと走る・・・?


一緒に走る・・・?


そんなこと、できないだろ?


そんな事、考えて走ってました。


唯一、誰かと走るということが出来るのは、Rece や、街中でもいいが、

近距離で競り合っているときだと思う。

ほぼ同じ空間とスピードで移動しているから。


一緒に目的地まで向かうということはできるだろうけど、

「一緒」には走れない。



そうだ、きっと・・・

共に向かう、のだ。


バイクはクルマと違って、意外にも景色を見て走ることが出来ない乗り物だと思う。

前、それも進行方向のずっと先を見てることが多いから。

横見てると、危ないしね。

でも、友の背中はいつも見える。



友と一緒に同じ方向に向かっているときは、

けっして Lonesome ではない。


Lonesome ?

No!  Feel are share!


だから友は必要、なのだ。

また昔のように、どこかの信号で、カッコいい Chopper に乗っているやつと、

同じ信号に引っかかったら声を掛けて見ようか ?

今の時代、きっとこう言われちゃうかな・・・

「友達申請してからね」って・・・ね。




2011年7月2日土曜日

Busy Night Ⅱ

歩けん、もう歩けないよ。

こんだけ集中してやると、立てなくなるまで気づかない。

ほぼ 9Hours 中腰で、ブッ通しだしね。

Tools は全て手の届く範囲に散乱して、一歩も歩かなくていいようになってくる・・・

片付けまで体力残ってないんだよね、いつも。

でも、組み上げてるときは・・・途中でやめられない。

Final が見えてくると、もう時間も疲れも忘れるのよ。

それがいつも真夜中ってだけ。



地味だけど・・・結構楽しい。

コイツが恐竜の化石で走るんだから、すごい。

化石燃料って、そういうことだろ?

だから、Exhaust Sound は恐竜の咆哮に似ているんだと思う、鳴き声、聞いたこと無いけどさ。

想像力さ、なんでも。

チューンナップされたシリンダーヘッドで、6500万年前の恐竜の Power を蘇らせる。

そんなことを考えながら、組んでると楽しいんです。

時間が経つのが早い・・・いやいや、別の時間を生きてるんです。




何時間でも、苦にならずに店にいるよ。

所詮、遊びみたいな仕事なんだし・・・

仕事の中で遊べるのは、いいことだ。

だから、やめられない。



帰ってビールでも飲むか。

もう二時半だ、どうせここまできたら、脳ミソが興奮してて眠れないし・・・

もうちょっと、やっちゃうか? ウソ、もう歩けないし・・・



いつも閉店まで居て、

片付けを手伝ってくれるハビチュー達に感謝。




なんて楽しくて、素敵な仕事なんだろう。

こんなにいい仕事に就けて、幸せだな、オレ。

なかなか無い、こんなこと。

周りのバックアップあってのことだけど、

こうなることはわかってた気がする、

俺はそういう星の元に生まれてきたんだから・・・と思う。




恐竜の Power が枯渇するまで、 Chopper を作り続けよう。

恐竜の Power が枯渇したら・・・ Chopper を作ることを、やめよう。

2011年7月1日金曜日

Busy Night

もうさ、昼間はあんまり Hard に仕事するのやめようかな。

暑すぎて、具合悪くなっちゃうな。

すぐに「ボォ~」、「フラフラ~」っとしちゃうしね。

おかげで指二本、切り落としそうになったよ。

幸い骨まで切らずに済んだが・・・イッテー!!!

そんなことや、こんなことが日中に起こっても、夜は必ず訪れます。

夜と一緒に、ドドド・・・とお客さんも集まってきます。



本日は、相当乗り込んじゃってる EVO のワイヤリングを引き直します。

経年劣化とエンジンの熱のせいで、どうしても 10Years も経つと配線が悪くなってきます。

人間で言えば、神経みたいなもんかな。

外装外して、背骨を剥き出しにして、とりあえず、配線は全部外しちゃう。

人間と違うのは、全て交換できるってトコかな。



ズラっと並んだ色とりどりの配線。

これでも少ないんだけど、基本的にはこれで十分です。

Chopper のワイヤリングは、できるだけシンプルに。

お金はかかるけど、配線を全部引き直すと、フレーム周りがとてもスッキリする!!!

でも、引き直しする人は・・・暑くて、メンドクて、イライラする!!! 


冷えてない H-D の横で作業すると、夏は汗がすごい出る・・・

エンジンまだ熱いんですが・・・

指もすごく痛いんですが・・・



とりあえず、やるか。

2011年6月28日火曜日

Map

そろそろ梅雨明けしそうなテンキ。

とにかくいきなり暑い。

そんなに若いワケでもなく、寒暖の差で調子を崩すことも多い。

来月は九州まで納車の予定。

さっきグーグルなるもので、位置を確認。

距離にして、ざっと1200キロ。

うーん、遠い・・・か?

なぜか急に、1200キロの道のりが、遠いのか、遠くないのか、わからなくなった。

地図で見ると、近く・・・感じるか?

あそこを通って、向こうを抜けて・・・なんとなく道がわかるから、現実味がある。

だから何時間かかるか、どのくらい疲れるか・・・なんとなくわかる。

だから? 

遠いのか、遠くないのか?



Encyclopedia が Wikipedia になって、Map が GoogleMap になっちゃった。

小さい頃は、うちに36巻セットの百科事典があって、

親父に何か聞くと「百科事典で調べなさい。そうすると忘れないから」と・・・

人に聞いただけじゃ、すぐに忘れるらしい。自分で行動するから、身になるそうだ。


世界地図もよく見てたなぁ。

アフリカ、アジア、ヨーロッパ・・・そしてアメリカ大陸。

中国でラーメン修行~パリで絵画の修行~アメリカをバイクで走破!

こんなこと考えてました。

しかし、行くことが出来ているのはアメリカのみ。

アメリカはほとんど回ったが、中国とパリの修行はまだだ。

世界地図を見ながら、

ここはどんなところだろう、

アメリカは日本の何十倍だ、

ライオンに会いに行こうか・・・?

何でも出来ると思っていたけど、はたして何かしたか?



日本は狭い、そう思ってたけど、なぜ今1200キロが遠く感じる?

小さい頃の自分より、体は大きくなったけど・・・


ガキの頃の俺より、人間がちっちゃくなったか?

だから1200キロが遠く感じるのか?


モニターの何倍も大きな世界地図に、

行きたい場所に印を付けていかないと・・・・もっと小さくなっちゃうかもね。


1200キロ、世界地図では、たったの1cm。


そう思えるように、世界地図を店の壁に張ろう・・・

2011年6月21日火曜日

Cylinder Head Repair for EVO

蒸し暑い。

たしかに梅雨ではあるけども、じっとしてやる修理には向かないかも、このジメジメ感。

僕のトコに、もう何年も通っているハビチューの Mr.Oikawa Masaru は、

初期の EVO に乗っている。

いつも H-D をキレイに乗っている。

最近リアバンクから、2Stroke みたいに白煙が出てるらしい。

とりあえず、バラしてみた。


カーボンは多いけど、原因はきっとバルブステムシールだな。

EXバルブを外してみっか。



キター! イイ感じに溜まってますねぇ、カーボン。

でも、 H-D だと、結構こんな感じの・・・多いけどね。

バルブステムシールが完全にダメだ。

原因は・・・EXバルブの首振りです。

バルブガイドがダメになってるよ。

以前 O/H したときに、まだクリアランスが OK だったから、

そのまま使用した部分が今回ダメになった。

まぁ、20Years ほど動いているエンジンなんで、

しょうがないっちゃぁ、しょうがない部分・・・。



幸い、シリンダーには致命的な部分は無いので、今回はスルーします。

よくさぁ、「全部直しちゃえばいいじゃん、新品にしちゃえよ」って言いますけど、

全部替えちゃったら、すんごい金額いくわけですよ。

長く考えたら、全部新品を組むのもいいのかもしんないですけど、

できれば「Repair」は、毎年かかるランニングコストとして、

考えてもらったほうがいいと思います。

新品組んで、5年エンジンを開けないなんて・・・

たまに「Repair」があるから、エンジンを開けてあげるわけで、

そういう時に、違う重要な故障が見つかったりするわけです。

自分の H-D でも、故障して無くても3年に一度くらいエンジン見ますよ。

経年劣化みたいなのもあるしね。

定期健診みたいなもんですよ。



今回は Trans の交換もやります。

Trans はすでに 30Years も使われているので、随分お疲れのようです。



 Mr.Oikawa Masaru の乗り方にあわせて、クロスレシオの Trans を選択。

これでハイパワーを十分に味わえるはずです。



まだ時間がかかりそうな Mr.Oikawa Masaru の Repair ですが、

なんとか梅雨明けには間に合わせるつもり。



ここ2日ばかりスローペースで仕事してたんで、

アメリカから Parts が届き次第、僕も Top Gear に入れないと・・・

2011年6月16日木曜日

Go To HIGH !!!

久しぶりに、アップスウィープを作った。

エイプバーに、アップスウィープって組み合わせ。

ハッキリ言って、イマドキでは無いかも。

やたらと Chopper に世界には「流行」があったり、なかったり・・・

自分らしさを追及する乗り物であるにもかかわらず、

やはり「流行」を追いかける人も少なくないです。

この SOFTAIL の Owner の Mr.Daiji は・・・あまり追いかけない。

まあ、Chopper に関しての彼しか知らないけどね。


うわ、ここ通すと熱そう・・・まあ、カッコいいからいっか?

昔々、この SOFTAIL を僕が乗っていた頃も、アップスウィープでした。

10Yaers 振りに、またハメを「外す」んだなぁ・・・

この「外し」は、長く乗ってないと、出来ないかもしれない・・・

すべてがバランス良く・・・そんなものは無理なわけで、地球でさえ、バランスを失ってます。

じゃあ、いったいどこを「外す」か?

ここが Daiji なんですねぇ。



「うわ、上がり過ぎじゃないの?」

そこが彼、Mr.Daiji の「外し」方なんです。



今夜はあいにくの雨ですが、

Weekend には、

この SOFTAIL が爆音と共に走り去る姿が見れると思いますよ。

2011年6月10日金曜日

Can I Become a Shooting Star ?

最近クルマでの高速道路移動が多くて・・・腰痛い。

Electronic Toll Collection なるものが付いているため、夜中の移動が多いなぁ。

昔は、こんな時間は第三京浜あたりを、毎晩走ってたんだよなぁ・・・なんて思ったりして。

なかなか移動時間というのも、いいもんです。

Radio も CD も付けずに、ただライトに照らされた路面の上を滑るように走る。

ロードノイズもまた良し。

音楽を聴きながら M/C に乗る人がいるけど・・・もったいない。

Speed Meter なんて無くても、風の音で Speed がわかるようになるのに。

Tacho Meter なんて無くても、エンジンの唸りで 回転数がわかるようになるのに。

そんなことは、人それぞれなんだって。

僕は、M/C を愛してやまない・・・。



Travel time

ただただそんなことを、考える余裕もある、俺にはそんな時間なんです。





工場の奥に、17の頃に初めて手に入れた Low Rider がある。

毎晩コレで、走り回ってた。

目的も無く走る気持ちは、わからなくも無い。

ただ、真夜中の第三京浜を走っているときに、ふと思った。

珍しく、前にも後ろにも、誰も走ってなかった。

たまに、一人でポツッっと走っていると、変な精神状態になる。

自分の目線が、すごく高い位置から自分を見下ろしているビジュアルになる。

その時に、自分が第三京浜の「流れ星」に見えるんだ。

消えない「流れ星」・・・消えても困るけど。

・・・その頃の仲間で、消えちゃったヤツ、結構いるなぁ・・・



今も一人で走ったら「流れ星」になれるかなぁ・・・?

その前に、奥で眠ってる Low Rider を動かさないとなぁ。

もう40になるし、早めに奥から「思い出」を引っ張り出してこないと・・・



もう「流れ星」になれなくなるかも・・・



そんな事を考える時間でもあるんですよ、僕の移動時間は。

2011年6月9日木曜日

Evo Motor Maintenance

昔乗ってた愛車が、久しぶりに入庫。

もう10年以上前にお客さんトコにいったH-Dです。

Owner は、開店当時からの常連の Mr.Daiji 。

調子が崩れることも無く、元気に走っているようです。

懐かしいなぁ。

いろんなトコに行ったなぁ。

大事にしてくれてんなぁ、Mr.Daiji ・・・

大事故も無いしなぁ、Mr.Daiji ・・・





でも、ちょっと「お疲れ」かな・・・

とりあえず、ロッカーカバーのオイル漏れを直そう。



Evo は分割式なんで、シリンダーヘッドを外さなくても出来るからいいよね。

・・・・

外装の外れたフレームがサビてる。

ちょっと塗っておくか。

緩んだボルト発見。

ちょっと締めておくか。

・・・



僕の目の前に外装の外された Evo SOFTAIL 発見。

ちょっと Owner に電話すっか・・・・

「もしもし、あ、俺ですけど・・・ちょっと雰囲気変えちゃっていいかなぁ」

「え・・・・まぁ、いいですけど・・・」

「そんじゃ、また」

この思いつきが「Daiji」なのだ。

イメージが膨らんだときに、Chop するのが「Daiji」なのだ。



さらに Mr.Daiji の Chopper は進化するのだ。

2011年6月2日木曜日

Revived XL1200S

先日、 Ishikawa Pref. まで引き取りに行った XL1200S の修理が完了。


Front&Rear の Exhaust tube がヒン曲がってたんで、作り直しちゃいました。


とりあえず 「ShotGUN」にした。

ちょっと荒々しさがほしかったんで、Nice Choise だと思います。



Exhaust tube のエンド部分はリアサスペンションがあるんで、ちょっと考えないと・・・



HandleBar もちょっとレーシーに。



Tail Light も Side Mount から Center に。

ちょっと「めり込み」ギミに付けた。 きっと、賛否両論。

時間が無いので、溶接あとが残ってるけど・・・いいか。

もうちょっとで修理完了なんですが、ウインカーモジュールが・・・イカれた。

ウインカーモジュールは、ちょっと高額な Parts なんで、

ウインカーリレーを増設、とワイヤリングを引きなおして、修理完了。

すっかり夜中になりました。

ダラダラやってると、ダメだね。

でも、最近疲れが溜まってるのか、手の動きが・・・悪い。

アタマはフル回転で動いているんだけど、手の動きがついてこない。





今月は、少しだけ、アタマの回転数を落としていくかな。

I Thinks Slowly.

2011年5月28日土曜日

Radio

関東も入梅。

梅雨もなかなか、悪くない。

梅雨が悪くない理由は、その後に来る「夏」をすごく引き立てる。

雨が嫌な人も多いかもね。

せっかく出かけるのに雨が・・・

バイクに乗るのが・・・

急ぐなって・・・

まあ、待ってりゃくるよ、イヤってほど暑い、「夏」が。


梅雨の時期には Indoor にいることが多くなる。

そん時に Radio をつけてると・・・

きまって Creedence Clearwater Revival の

この曲 「Have you ever seen the rain?」が聞こえてくる。

ほとんど60~70年くらいに出てきた Band しか聞かないので、

うれしい限りではありますが・・・

聞きたい曲が Radio から聞こえてくると、なんか気分がいい。

自分で Compact Disc をかけるのと違う。

今は MP3・・・なんだそれ?

Compact Disc までかな、使えるの・・・

「操作は簡単ですよ、慣れれば簡単です」なんて、デンキ屋さんが言うけどね。

考える時間は作れるけど、そんなこと覚える時間は・・・悪いけど、無い。

だから Compact Disc まででいい。もう知ってるからさ、使い方を。

でもさ、やっぱり Radio がイイ。

Radio ってさ、

強風が吹くと Noize が増える。

雨が降ると Noize が増える。

イイねぇ。

いっつも同じクオリティの音なんて、求めてないです。

「うわ、電波悪ぃ~、最悪」ではなくて、

「お、電波悪ぃ~、明日天気悪ぃ~かな?」くらいがイイなぁ。


そういえば、

「Cum On Feel The Noize 」

http://www.youtube.com/watch?gl=JP&hl=ja&v=VLsw668PVyY

なんて曲もあったなぁ・・・この曲、なんかワクワクするし、超気持ちイイ!!!!


自分で好きな曲をかけるのは、僕にはあまり意味が無い。

他人のかけてる曲を聴くのもイイ。

でもさ、やっぱり Radio がイイ。

偶然に、それも Radio から好きな曲が聞こえてくるから、ゾクっとするのだ。



誰か

「Have you ever seen the rain?」

じゃなくて、

 「Cum On Feel The Noize」

リクエストしてよ・・・

2011年5月26日木曜日

Trans Trouble 2

こないだバラした FL の Trans ・・・

Air@FLYER の車検などがあって、バラしたまんまになってました。

載せ替えなんですが・・・みなさん、なんでバラしてたかわかりまっか?

MainShaft は外して使うんです。

なんでかワカりまっか?

パンのミッションをショベルにて使うからなのレス。



新品をバラします。

もったいないって? 

いやいや、そんなことないですよ~。

ショベルのミッションケースって、プライマリーの取り付け部分などなどがあって、

ゴチャゴチャしててカッコ悪い・・・

だからパンの 4Speed Trans のケースを使うの・・・レス!!!



時間かかるのよ、この作業。

中のローラーベアリングなんかが「バラバラ~」ってなっちゃうし・・・

とにかく作業に「華」が無い。

でもさ、しょうがないよね、壊れちゃったんだもの。

直さないと・・・。

約 55Yers がんばってくれた Trans ですが、そろそろ「休憩」ですね。




新しい TransCASE なんですが、なんか「味」が消えちゃって、ちょっと寂しいな。

バラした MainShaft は、ずいぶんと「お疲れ」でしたので、違うものにしました。

古い Case は何度も何度も修理された部分があり、

誰が直したかもわからないけど、確実にわかるのは、

俺を含め、4人以上のBuilder もしくは Enginner が55Yares の間に手を入れています。

Chopper Builder の歴史なんてのものは、

どこの歴史の本にも刻まれない、AntiSocial な仕事だもんね。

でもさ、こんな ボッコれた Trans ひとつバラすだけで、

なんか歴史みたいなのが感じられるのよ。

きっとさ、アメリカにあったときも、誰かがさ、こうやって今の俺みたく背中丸めてさ、

この Trans をバラしたり、組み上げたりしてたんだと思うよ。

3歩離れれば、まったく似たような情景だったと思う。

それを歴史と呼ばずなんと呼ぶ?



人の人生変わんなければ、歴史じゃないか?

社会が変わるようなことじゃなければ歴史じゃないか?



人がすること、すべて歴史じゃないですか?



Chopper に乗ると人生変わると思う。

自分勝手な乗り物なんで、すごくいい。

俺にとって、いらないものが多すぎる・・・今のH-Dは。

やはり、俺には Illegal な乗り物が合っているようです。

わざわざ Illegal にしているんじゃなくて、Social が俺には合ってないようです。



人の人生変わんなければ、歴史じゃないか?

社会が変わるようなことじゃなければ歴史じゃないか?



いやいや、この新しいクロスミッションを組んだ FL で、

この FL の Owner の人生は・・・確実に変わります!!!

Air@FLYER Is The License taken!

店の仕事を早めに切り上げて、

早々に Air@FLYER を製作している親方のサトシさんのとこに向かいます。

http://web.mac.com/clashking/iWeb/Site/Welcome.html ←ココです。

でもね、ミッションのバラしがあって、ちょっと出発がおそくなりました。

ビール買って、途中で軽く食事して、ひたすら走って到着。

最近トラックで移動してばかりだなぁ・・・。

明日は Air@FLYER の車検なのです。

到着したら、ちょっと作業して・・・あとはいつものごとく Talk です。

今夜は珍しくサトシさんが「RED」なるウィスキーを飲んでらっしゃる。

ぼくは買っていったビールを2本ほど呑みながら、夜中の4時近く?まで話してました。

寝袋を拝借して、簡易ベッドにて就寝・・・

翌朝ピーカン!!! 



車検日和ですね。

習志野の車検場に向かう途中で「マクダーナー」で TakeOUT して習志野に向かいます。


んで、到着。


いろいろと検査官が調べてます。



重さなんかも量られちゃって・・・サトシさん動きますなぁ。



車検もクリアして、晴れてナンバーが取れました。

できればこの仕事が毎月2回くらいあると助かるのになぁ・・・

早く移動販売稼動させないと。

Air@FLYER の改造が終わったら、TKHC 前にて営業するんで、皆さん来てくださいね。

2011年5月23日月曜日

Good Morning TOYAMA-ONE 

いや~疲れた。

久しぶりに1000キロ以上走った。

トラックでね。

お客さんの H-D の引き取りです。

行きは・・・北陸道通行止めしてやんの・・・。

新潟近くで高速を強制的に降ろされちゃったよ。

予定より遅れて Isikawa Pref. に到着。

パンクしちゃってる H-D をトラックに載せて・・・う~オモい。


「山」ですねぇ。

眠いけど、なんか・・・空気がオイシイってやつか、これが!!!

タバコを一服。

うまい!!! か?

なんか違うぞ・・・フィルターに火つけちゃったよ・・・。

眠いんだな、きっと。



近くの「TOYAMA-ONE」にてしばしの休憩。

近くの食堂にて遅めの・・・ナニメシだ?

もうヨクワカラン。

この後「WAKURA-ONSEN」にてザバっと行水のような入浴を済ませて、

ちょっと横になろうかなぁ・・・なんて思ってたのに、Sat. なんで、観光客多し!!!

寝れないよぅ。

もういいや、カエロ。

カエロ、カエロ。

なんとか群馬近くまで一気に走った。



妙高高原で休憩。

30min くらい寝たかなぁ・・・。

俺、クルマで寝れないのよ。

そこから一気に関東平野に。

無事帰ってこれたし、OK じゃない?

なんとも忙しい 1Day だったなぁ。

出発して 20Hours 。

まったく遠くに行った感覚は・・・・ありませんですよ。

Trans Trouble

TKHC のハビチューの FL がトラブったらしい。

ラダーレールを貸してほしいとのこと・・・。

自走できないのか・・・

随分ヤレた FL ではあるが、調子イイ。

案の定、Trans だった。

スプロケットをはめ込むスプラインが・・・削れちゃって、スプロケットが外れちゃってる。

自走できないワケだ。

とりあえず、店まで持ってきてもらって、即バラす。


小雨がパラついてきたんで、急ごうぜ。

油で汚れた車体が・・・イイねぇ。

古い H-D はこうでないとな。

恐ろしく液体パッキンなんぞを塗りたくられてるより、健全だ。

ただ、俺が15年くらい前に修理した Trans だから、そろそろオーバーホールかな・・・



そろそろ外れるぞ。

う~重い・・・昔は片手で引っ張り出したのに、今じゃ両手&背筋全開!!!


外れた~!!!

とりあえず、6500万年前くらいから地底にあったと言われている「燃える水」にて洗浄。

キレイなカンジする・・・

ライティングのせいだな。

実際は、結構ヤレてるよ。

1955 年式の Trans だもの、そりゃあヤレるよね。

この、修理し続けながら、乗り続けるのがカッコいい。

え、載せ替え?

はーい、了解!!!

Why H-D ? It thought・・・

先日 Isikawa までお客さんの H-D を引き取りに行った。

Owner は若干 20Years の若者だ。

初めて H-D を手に入れたのが・・・17Yaers だったのを思い出した。

まだバイクが最高にカッコいい乗りものだった時代・・・'80S。

みんなが Rece なんかに「燃えていた」時代だったので、とにかく「熱かった」な。

バイクが大好きで、とにかくバイクに乗って走り回った・・・昼夜問わずに、ね。

そんな時に見かけて、面白そうだと思ったのが H-D だった。

今の時代の様に、そこかしこで走っている乗りものではなかったので、

街中ですれ違うことも少ない少数派だった。

今は違うよね。

どこでも出会えるバイクになった。

乗っている Owner 達の考えはわかんないけど、

意外に気軽に乗れるようになったのかな。

仲間も意外に簡単に作れるようだ。

Social Networking Service などで仲間を集うと集まるらしい。

なにかなぁ、なんて書けばいいんだろう・・・

うまく例えられないんだけど、「人間臭さ」が少ないなぁ、なんて、ふと思った。

H-D はともかく、Chopper はとにかく人間の作り出すモノなので、

Chopper は「人間臭く」あるべきモノと思っている。


作った人間の顔が浮かび、乗っている人間のイメージがわかるもの。


それが Chopper と、自分では思っている。


工業製品である H-D にヒューマニズムを植えつける作業が Chop なのでは?

だから 17Years の時に、動かない、サビついた H-D に惹かれ、

現在は、それを Chop しているのでは?

当時、自分は少数派であったが、今は若年で H-D を乗る人は少なくない。

みんなが乗っているからか? 誰も乗って無かったら、乗らないか?

カッコいいからか? どこがイイんだ? Chop しない H-D に価値があるのか?

考えすぎる、いつも。



・・・・・どうでもいいだろ? そんなこと・・・。



凄く生き様がカッコいい仲間がいた。



Mr.Kondo。



こんな言葉を言われたことがある。



人、それぞれなんだって、武藤よぅ・・・。



死んだ Good Fellow のコンドーちゃんならそう言うだろうな・・・

そんで、きっと「お前は、Hard に生きろよ」と、

コンドーちゃんの口癖が出てくると、思う。

コンドーちゃんは '60s を、あの激しい時代を生きてきたから、カッコ良かった。

ビンボーだったけど、必死で働いて、Chopper を手に入れて、乗っていた。

今の若い世代の人達がコンドーちゃんを見たら、ヒク、だろうな・・・。

変なオヤジ。その一言で終わっちゃいそう。

でもさ、俺にはカッコよかったのよ、マジで。

よく部屋の壁を殴って文句言ってた。

文句はいつも社会に、だった。

暴走族時代に大怪我した。

足が不自由だったなぁ。

「ちくしょう、足が悪くなきゃ、キックが蹴れるのになぁ・・・」

いつも言っていた。

俺よりも15、年上だった。

でもさ、俺の時代はこうだった、なんてこと、言わなかったなぁ・・・。

当時だけど、

今が、俺らといる「今」が一番いいってさ。

俺は「先生」って呼ばれてた。

自分より、H-Dに詳しくて、直せるから、そう呼ぶんだってさ。

「先生よぅ・・・」懐かしいなぁ。




人、それぞれなんだって、武藤よぅ・・・。




カッコつけで言ってなかったから、ホンキで言ってたから、カッコ良かった。



だから、Why H-D ?   なんてつまらない事、聞く気はない。

どうでもいい。


だから、言葉には出さず、 It thought・・・でいいのだ。

2011年5月20日金曜日

Salvage from Ishikawa Pref.

天気いいなぁ。

暑い!

28℃って・・・ Natu ?

暑いけど、クルマのオイル交換。

それとミッションオイルなどなどの点検。

車検かって? 違うよ、Go to Isikawa なのよ、これから。

ジーダブリューって言うんだっけ? 五月の連休。

そのジーダブリューの最中に、お客さんがツーリングで Isikawa に行ったらしい。

そんで、出先の Isikawa でトラブっちゃって・・・ だから Salvage に行くのレス!!!


遠いのよ、Isikawa 。

初めて行くのよ、Isikawa 。

Owner の Mr.BIG と行くのよ、Isikawa 。

今夜出発して・・・明け方には・・・どこら辺にいるんだぁ? 

ドンくらい遠いか知らないんで、特に何も考えてません。

ミナミアルプスっていう山の向こうらしい・・・。

日本有数の「ヤマ」らしい・・・

きっと、見たことも無いような、素敵な景色が広がっているんだろうなぁ・・・

出発は夜中なんだよなぁ。

さぁーて、Passport の用意でもするかな・・・

2011年5月15日日曜日

Shovel Motor Topend Repair & Bigger Carb Install 

2、3日前から始めた My Chopper の Topend Repair 。

本日完成しました。

最初はバルブのシールだけ・・・なんて始めましたが、

結局はピストン部分まで外す Topend Repair になっちゃいました。

でも、ただ「ケムシ」が出なくなっただけじゃツマンナイので、

Carb をものすごくデカいものに交換。

S&S の Bcarb よりもデカいのが理想だったので、

Revtech の Accelletor2 を取り付けました。

口径が2インチ・・・バケモノですね。

すでに入手してから 16Years ・・・ いつも付ける Chopper を 選び続けていましたが、

ついに解禁!!! 付けちゃいました。


スゲえ存在感!!!  デカくてカッコいい!!!  そんで・・・・速ェエエエエエ!!!!

S&S Shorty がShit と思える存在感と加速感。

当分この Carb でいきます。

次はインジェクション化を予定してたけど・・・ちょっと当分は Carb でいってみます。


Seat AIR Bag INSTALL

Chopper に乗ってて腰が痛いって人、結構多い。

カッコ良くするためには、多少の乗り心地の悪さはしょうがないところがあるけど、

腰痛持ちには、キツいんだなぁ、コレが。

そこで AIR Bag をシート下にインストールするキットを製作しました。


各社リジッドフレームと純正フレーム( ~ 84  4速フレームまで)対応してます。


価格は35000円 (コンプレッサーは別途)


Kit内容は ベースプレート、AIRBAG、エアーバルブ、エアドレンバルブ、エアホース です。


シートポストがへたってきた方、


バディシートの2二人乗りで、もうちょっとシートスプリングを強くしたい方、


リジッドでツーリングがキツい方等々・・・


乗り心地は Good !!!


座面は5cm~6cm位上下します。


自転車の空気入れで入れられます。


リジッドフレームなどで長距離ツーリングでの乗り心地を向上させたい方には、


最高のパーツとなるでしょう。


2011年5月12日木曜日

Shovel Head is Smoky

いやぁ~、久しぶりに自分の Chopper  のEngine 掛けたけど、やっぱ、イイわ。

でもさ、ちょ~っと Rear 側からの「ケムシ」がいやな感じに出てるよ。

前回のDラーでのヘッドのオーバーホールからすでに7年。



そろそろやんなきゃな・・・テンキも悪いし、どうせ客なんてこないだろうし・・・

で、始めちゃった・・・

でも・・・シリンダーヘッドのボルトがナメてる・・・。

おいおい、チャンと教えてくれよ、Dラーさん。

ナメてるわりにはキッチリとトルク掛けて締めてくれてる。

かえってアダになってますよ、それが。

外すのに約4.5時間かかりました、その一本だけね。



こんな感じに高ナット溶接して外したよ・・・。

おかげで小指の皮がゴッソリ削がれてしまいました。

んで、なんとか外してみたら、ネジ山がこんなカンジ・・・

アルミにネジ込むんだから、こんなになるはずないだろ!!!

機械イジりの修行もいいけどさ、専門知識もいいけどさ、そこじゃないだろ?

昔のバイク屋は何でもできた。

車種なんて選ばないし、大体経験と知識でなんとか直してたよ。

機械屋も一緒。

大体の機械なら、なんでもイジれたし、修理もできた。

そこ、大事じゃんか。

機械イジリのもっとも基本となる金属加工、金属特性のイロハもちゃんと勉強してよ・・・。

トルクレンチのニュートンが、必ずしもそのバイクに合っている、なんてことは、マレ、なんだから。

やれたバイクのエンジンを、規定トルクなんかで・・・まさか締めてる人いないよね?



そんなこんなで、無事 Head も降りました。



これからバルブのシール替えて、摺り合わせでもするかな。

あ、そうそう、ハーレーってさ、この作業×2なんだって、知ってた?

あ、そうそう、夜はさ、まだまだこれからだって、知ってた?

・・・・・・・・・・。

あ、そうそう、終わるまで帰れない性格だって・・・・知らないよね・・・。