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2011年5月23日月曜日

Why H-D ? It thought・・・

先日 Isikawa までお客さんの H-D を引き取りに行った。

Owner は若干 20Years の若者だ。

初めて H-D を手に入れたのが・・・17Yaers だったのを思い出した。

まだバイクが最高にカッコいい乗りものだった時代・・・'80S。

みんなが Rece なんかに「燃えていた」時代だったので、とにかく「熱かった」な。

バイクが大好きで、とにかくバイクに乗って走り回った・・・昼夜問わずに、ね。

そんな時に見かけて、面白そうだと思ったのが H-D だった。

今の時代の様に、そこかしこで走っている乗りものではなかったので、

街中ですれ違うことも少ない少数派だった。

今は違うよね。

どこでも出会えるバイクになった。

乗っている Owner 達の考えはわかんないけど、

意外に気軽に乗れるようになったのかな。

仲間も意外に簡単に作れるようだ。

Social Networking Service などで仲間を集うと集まるらしい。

なにかなぁ、なんて書けばいいんだろう・・・

うまく例えられないんだけど、「人間臭さ」が少ないなぁ、なんて、ふと思った。

H-D はともかく、Chopper はとにかく人間の作り出すモノなので、

Chopper は「人間臭く」あるべきモノと思っている。


作った人間の顔が浮かび、乗っている人間のイメージがわかるもの。


それが Chopper と、自分では思っている。


工業製品である H-D にヒューマニズムを植えつける作業が Chop なのでは?

だから 17Years の時に、動かない、サビついた H-D に惹かれ、

現在は、それを Chop しているのでは?

当時、自分は少数派であったが、今は若年で H-D を乗る人は少なくない。

みんなが乗っているからか? 誰も乗って無かったら、乗らないか?

カッコいいからか? どこがイイんだ? Chop しない H-D に価値があるのか?

考えすぎる、いつも。



・・・・・どうでもいいだろ? そんなこと・・・。



凄く生き様がカッコいい仲間がいた。



Mr.Kondo。



こんな言葉を言われたことがある。



人、それぞれなんだって、武藤よぅ・・・。



死んだ Good Fellow のコンドーちゃんならそう言うだろうな・・・

そんで、きっと「お前は、Hard に生きろよ」と、

コンドーちゃんの口癖が出てくると、思う。

コンドーちゃんは '60s を、あの激しい時代を生きてきたから、カッコ良かった。

ビンボーだったけど、必死で働いて、Chopper を手に入れて、乗っていた。

今の若い世代の人達がコンドーちゃんを見たら、ヒク、だろうな・・・。

変なオヤジ。その一言で終わっちゃいそう。

でもさ、俺にはカッコよかったのよ、マジで。

よく部屋の壁を殴って文句言ってた。

文句はいつも社会に、だった。

暴走族時代に大怪我した。

足が不自由だったなぁ。

「ちくしょう、足が悪くなきゃ、キックが蹴れるのになぁ・・・」

いつも言っていた。

俺よりも15、年上だった。

でもさ、俺の時代はこうだった、なんてこと、言わなかったなぁ・・・。

当時だけど、

今が、俺らといる「今」が一番いいってさ。

俺は「先生」って呼ばれてた。

自分より、H-Dに詳しくて、直せるから、そう呼ぶんだってさ。

「先生よぅ・・・」懐かしいなぁ。




人、それぞれなんだって、武藤よぅ・・・。




カッコつけで言ってなかったから、ホンキで言ってたから、カッコ良かった。



だから、Why H-D ?   なんてつまらない事、聞く気はない。

どうでもいい。


だから、言葉には出さず、 It thought・・・でいいのだ。

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