朝起きるとレースの音が聞こえる・・・・これ、川口近辺の人なら良くわかると思います。
「今日はレースだな・・・後ろに乗って、しっかりつかまってんだぞ」
日曜日の朝になると、親戚のオジサンに、よく自転車に乗せてもらって行きました。
「オートバイのレース」といえば、そう「オートレース」。
決して「バイク」の「レース」ではないのです。
ギャンブルをやられる方、嫌いな方、それぞれだと思いますが、
当時3、4歳の僕にとっては「賭け事」ではありませんでした。
すごいスピードでオートバイが目の前を走り抜ける・・・
感動でも、快感でもなく・・・・「憧れ」でした。
小学生になると、左コーナーは左足を突き出して「オート乗り」してたのを思い出した。
大人になると、「賭け事」としてもオートレースを楽しむようになり・・・。
以前、仕事で何度か取材をさせていただき、施設内にも入らせていただきましたが、
ひとつだけ入れない聖域がありました。「黒潮」と呼ばれるアスファルトの走路。
オートレーサーになることも夢見ていましたが、視力等々の問題で、
試験に合格することなく、雑誌編集やライター、そしてチョッパーを作る道を選びました。
日本でこの「聖域」に一番近い店ですよ、2KooLは。
そして、このレース場を毎日眺めながら、レースの音を聞きながら、毎日過ごしてきました。
ついに昨日、「聖域」を走るチャンスが巡ってきました。
30周回しましたが、一周一周噛み締めるように、
ココロに刻むように、FLでスロットルを全開にしてきました。
35年越しに夢が叶った、素敵な一日でした。
一昨年、「バイク」のレース界の天才に不幸が起こりました。
未だ、「オート」のレース界では、その天才の父親が走っています。
20年ほど前に初めて会った「天才」の父親は、現役レーサーとして、
日々「聖域」で勝負の世界にいるのです。
昨日コース脇で、たまたまお会いすることが出来ました。
短い時間でしたが、いろいろお話させてもらいました。
とても貴重で、特別で、大切な思い出が出来た、幸せな一日でした。
http://www.2kool.jp/